3.国家総合職院卒工学区分体験日記 二次試験編(専門記述試験)

お久しぶりです。タラバの切り身です。

 

実に300日振りの記事更新です。

 

先日当ブログを久々に見てみると、なんか少しだけPV伸びてる・・・。これはいったいどういうことやら、と思ったら、

 

国家公務員総合職試験一次試験(長い)が間近だとか。

昨年は4月の終わりに一次試験があったのでだいたい一月程度遅れて試験開始。民間と併願の人は、8月に面接と官庁訪問が重なるということになるのか・・・うはぁ。

 

ともかく、せっかく久々に見たのであれば、一次試験で止まっていた記事を官庁訪問について、ザックリと書き出してみようと思い立ちました。

 

ただ、昔の資料を引張り出して、そこから自分の記憶を引張り出してから記事にしており、かなり曖昧に書かれている箇所が多々ありますので、ご容赦をば。

 

なお、官庁訪問については一応決着を付けられておりますが、参考資料紛失に伴いポイントを抑えるのみとなっております。予めご了承ください。

 

では、二次試験についてはじめていきましょう。

院卒程度の二次試験は専門記述試験と政策課題討議試験(大卒程度は論文試験)、人物試験が行われる。院卒程度では、専門記述試験が一日、その後、政策討議と人物試験の日時連絡が改めて入って、その日に両方行われる。大卒程度だと論文試験と専門記述が同日ということなので、院卒の方が多少楽かもしれない。

 

二次試験(専門記述試験)

はじめに、二次専門記述試験の対策を書き出す前に、科目の選択方法とその時点での点数的な立ち位置を。

科目選択

専門記述では、2科目選択をして解答する必要がある。機械だったら、大体4力の中から選択していくのがセオリーだと思う。

専門記述時点の立ち位置

tarabanokirimi.hatenablog.com

 上に記事にも書いたけれど、自己採点で基礎能力試験が5割、専門試験が6割と恐らくボーダーライン。成績開示はまだしてないので、実際にどうだったかは不明。とにかく、割と崖っぷちのスタートとなって、二次試験の面接対策はともかく(民間の下地が少々)、二次の政策課題討議試験、官庁訪問の対策なんかはこのときは全然できなかった。

対策

一次試験から専門記述試験までの間、一次試験の発表までは(当時は)GW明けの発表だったので、まぁそのときは何も手につかなかったし、全然対策を練らず気もそぞろだったけれど、一応民間を受けていた。

 

発表後から、ようやく重い腰をあげて、大学に転がっていた過去問だけをひたすら解いて、公式の再確認に努めた。というのも、筆者が受験した工学区分、特に機械系は、例年大きな問題内容の変化がなかったからである。現状単年分しか持っていない人や、そもそも持っていない人はまず、大学の就職課のようなところに相談して少しでも問題を確保。そのあと、類題を問題集、大学の講義テキストから引張り出してくると、対策になるかと。

 

特に大学の講義テキストが役立ったと記憶に残っているのは、材料力学についてで、梁の問題にカスティリアーノの定理と特異関数を使えるようになったのは、問題を解く上でかなり時間短縮に寄与した。

 

それ以外については、熱力学は奇抜な問題が一番少ない科目かもしれない。なので、一通りできるようになるだけでもだいぶ変わるし、割と一次試験で身に着けた基礎事項が効いてきた、という感覚があったことを覚えている。・・・え、一次専門6割の人間がナマ言ってんじゃねぇ?すみませんでした(土下座)。

 

ちなみに試験問題は

・材料力学

はりの問題

自重の問題

トラス問題

 

・熱力学

エントロピー問題

サイクル問題

サイクルの熱効率問題

 

だった。流体力学、機械力学は完全に無視して対策していたので、そこの問題については各自で調査を。後、付け加えるなら、機械系の人間は制御工学、航空力学なんかも余裕があれば視野にいれると、もし難題が出されたときの保険にはなるかと。

 

書いていて長くなったので二次の人物試験、政策課題討議試験については別記事とします。